わけがわからない奴ら その1

 土曜日の朝刊にシャブ中の押尾容疑者の公判での様子がスケッチで紹介されていた。
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20100904008.html
 そのスケッチなんだけど、ネットでは探せなかったが、かなり画家の悪意が伝わる酷い絵だった。押尾の印象を悪いほうに誘導しようとする操作と考えていい。朝日新聞(というか法廷画家)、なんでこんなことをするのだろう。

 押尾は押尾でわけのわからないことを言っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20100903-00000038-nnn-soci
 押尾がアメリカの生活が長いので、「来たらすぐいる?」というのは、MDMAのことではなく、自分自身のことを指して言ったんだとさ。アメリカの三文コメディじゃあるまいし。
「ヘーイ、ハニー、来たらすぐいるかい?ぼくちんのボクチン」
 そんなことをあの押尾が言うものか。押尾がそんなキャラかどうか、ヤツの険のある目を見れば分かるだろう。
 ヤツは極めて打算的で卑劣な男と見た。のた打ち回る女を見たくて、SEXの相手に薬を服用させる。そんなことは押尾の周辺では有名な話だろう。当然、そんな薬を飲んでことに至れば、体に悪影響が出ることは目に見えている。いくら押尾のことが好きだとしても、賢明な人なら、できれば薬を服用したくないと思うだろう。田中さんだってそう思ったに違いない。それを断りにくくするための「来たらすぐいる?」メールである。
 メールで「今夜は体調が悪いからいらない」とでも返信したり、薬を服用することを拒んだとすれば、押尾は「予定が入った。今夜は会えない」とかなんとか言って、薬を服用してくれる別の女を漁るだろう。悲しいかな、田中さんにはそれが痛いほど分かる。愛しい人を今夜だけでも独占しておきたいから、自分の身に障りがあるかもしれないが「いる」というメールになったのだろう。このメールが言質なのだ。押尾が張った蜘蛛の巣なのである。もう田中さんは薬の服用を拒めない。悲しいねぇ。クズを好きになったところからこの人の破滅は始まっていたのかもしれない。
(下に続く)