(正式なタイトル)「人のために働く人、二枚舌で楽をする人、なんにもしなくて遊んでいる人」
宮崎県の口蹄疫騒動で自衛隊ががんばった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100730-00000629-san-soci
消毒作業、死んだ家畜の運搬、処分用の穴掘りなどなど、一般人が嫌がる作業を県民のために率先して引き受けてくれている。ありがたいことではないか。
でも、左巻きの皆さんは、自衛隊というと目の敵にする。軍事力の増強、軍靴の音、海外派兵、戦争に突入……って飛躍しすぎではないだろうか。災害現場でもっとも活躍しているのは迷彩服を着た自衛隊員たちなのに。
災害ボランティアで新潟県の中越に入ったときに思った。一番被害の出た川口町に自衛隊の部隊が展開し、多くの被災者に支援活動を行っていた。
そのときにふと思ったことがある。川口町に左巻きな人はいないんだろうか。いやいや、どこの自治体にもある一定数のシンパがいるはずだから、川口町の被災者の中だけに左巻きがいないわけがない。そういう人たちも災害時は普段の口撃を止めて、自衛隊の用意する食事をとり、自衛隊が張ったテントに寝起きし、自衛隊の設置した銭湯で湯船に浸かってのんびりしていることだろう。
ソマリア沖の海域で海賊が出没するんで、その海域を通過する船舶を護衛するために自衛隊の艦艇が出動しているでしょ。いつもは「自衛隊は憲法違反だ!」とお元気な「ピースボート」の皆さんも、海賊に襲撃されてはかないませんから、そういったときはちゃっかりと自衛隊に守ってもらって海域を安全に通過したんだとさ。
それはそれ、これはこれということなんでしょうね(笑)。
(下に続く)