きみには現実が見えているか

 辻本議員は正しい選択をした。ようやくこのお嬢さんにも現実が見えるようになってきたようだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100727-00000077-jij-pol
 かつて、自衛隊カンボジア支援のためのPKO活動をしていた時期があったでしょ。そのころ若き辻本議員(当時はピースボードの代表)は自衛隊の活動に大反対して、カンボジアのタケオ基地まで観光バスで抗議活動を行っていた。自衛隊が道路や橋を修復するために汗や埃にまみれて働いている現場に押しかけて「あなたたちは環境調査をしてこの工事をしているんですか?」などという超非現実的な質問を浴びせかけたこともありました。大人になったんですね。辻本さん。いやいや国土交通副大臣に祭り上げられて、権力に目覚めちゃったかにゃ(笑)。

 反対にこっちのほうは大慌てだ。
http://news.biglobe.ne.jp/politics/652/san_100727_6529573670.html
「国民に応える政党を作るのが責任だ」って大半の国民はあなたたちになにも期待していない。先の参院選で1議席減らし辻本議員が離党して、ついに党勢は10人となってしまった。10年前には衆参合わせて27人、16年前には138人も議員がいらっしゃったのに、お淋しいことですな。現実が見えないといずれ消滅していくのだろう。

 このおばあさんも現実が見えていない。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100727-00000575-san-pol
 せっかく法務大臣にまで登りつめたのである。死刑反対を叫ぶならば、例えば終身刑の導入や執行猶予つき死刑の検討をしろよ。ただ大臣の椅子に座って書類に判子を押すのを拒んでいるだけじゃだめでしょ。このばあさん、夫婦別姓論者でもあり、菅首相もなんでこんなのを慰留するかなぁ。民主党が大敗した要因は普天間問題ばかりではない。民主党にも現実が見えていないのだろうか。