TVタックル大爆笑

 夕べの「たけしのTVタックル」が面白かった。お題は、「外国人参政権の是非」で、賛成派、反対派のがっぷり四つと思いきや、お互いに離れたところから、言いたいことを怒鳴りあうだけでまったく議論になっていない。
 是認派は共産党穀田恵二東海大学准教授の金慶珠、テレビで中国共産党寄りの発言を続けている中華人民共和国朝鮮族出身の張景子など。張景子はなぜか2008年に日本に帰化している。この人、母国の中華帝国より日本国を大切に思っているようには見えないのだが、日本人になってしまった。なぜだろう。
 否定派は、評論家の三宅久之自民党衆議院議員高市早苗民主党衆議院議員長島昭久、そしてジャーナリストの山際澄夫である。
 議論は伯仲していた。というよりも犬が川の両岸からキャンキャン吠えあっているみたいで、識者と呼ばれる連中でもこんなものかと笑ってしまった。ただ1時間ひたすら、罵声を投げ合うだけの混乱を見せるだけで番組が成立するとは……。ある意味、画期的だ。
 それにしても、わずか10人程度の議論でも、この混乱である。けっして「外国人参政権」が日本国民に受け入れられているとは言い難いと感じた。
 どこからの指令かはよくわからないが、日本人になってしまった(なりすましてしまった)張景子、憲法15条と称して、なんだか訳の分からない言説をまことしやかに読み上げていた。もちろん、三宅さんに即座に突っ込まれていたが、こんな危なそうな人物でも、帰化申請がでれば日本国は受け入れるのである。こういった制度(これもどうかとは思うが)があるのだ。屋上屋を架して、なにも他国籍の人間に、二重に選挙権を与える必要はないわさ。
 コラムニストの勝谷誠彦さんは過激過ぎて、昨日の「TVタックル」には呼ばれなかったんだね。でも、2月24日のメルマガで、「外国人参政権につながる外国人学校の無償化」に対して警鐘をならしていた。勝谷さん、「TVタックル」に出ればよかったのに。
 この問題は、祖国日本の根幹を揺るがすことになる大きな問題だ。大マスコミの垂れ流す嘘、捏造報道に騙されることなく、しっかりとした情報を握って注視をしていきたい。