温暖化論はウソばかり

 欧州各地は20日、厳しい寒波に見舞われて21人もの凍死者が出ているという。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009122101000095.html
 極論を言えば、地球は暖かいほうがいいに決まっている。度々言っているが、温暖で死ぬ人はいない。寒さが人の命を奪うのだ。「フランダースの犬」のネロとパトラッシュは凍死した。19世紀に地球が温暖化していたら1人と1匹は教会で死なずに済んだんだ。
 その悲劇が欧州で再現されている。それも21ものパターンで・・・・・・。
みんなで頑張ってCO2を排出してもっともっと温室効果を高めておけば、21人の人は死ななかったかもしれない。片山右京さんの仲間だって、本当に地球が温暖化しているならば死なずに助かったかもしれない。寒さでは死ぬ。しかし、温暖化で直接死んだ人をワシャは知らない。
 悠久の時間の先に、地球のCO2濃度が90%を超えて金星のようになるかもしれない。そうなれば人類は全滅するだろう。しかし、それまでに何億年かかるのか想像もつかない。地球が金星になるまで人類という種が残っているのかも疑問だ。

 国連の中に「国際連合環境計画」という補助機関がある。
http://www.ourplanet.jp/
 そこが「TUNZA(ツンザ)」なる定期刊行物を発行している。スワヒリ語で「愛をこめて大切にあつかう」という意味だそうな。ワシャはその最新刊を手元に持っているが、これがとんでもないオカルト本なのだ。この冊子の22ページ、23ページに「温度差6℃」という特集がある。見開きのページは左から右にむかってオレンジ色から赤にグラデーションに染められて、そこには真っ赤な嘘文が並んでいる。
《(北極海は)10年以内に夏は氷のない状態になるだろうとの予想もある。(中略)小さな島々では50万人の生活をおびやかしている。》
 いいですか。ここが重要です。ショッキングなページレイアウトの割りに「…なるだろうとの予想もある。」って、単なる憶測でものを言っているだけなのだ。
 もちろんこれは大嘘、水に浮かぶ北極海の氷が溶ければ海水面が下がるのは、アルキメデスが2000年も前に証明している。小さな島は沈まない。
 この特集、42の文から構成されているのだが、その中で、「だろう」「という可能性がある」「ということだ」「するという」「と考えられる」などの推定の文は19ある。内容の45%が憶測なのだ。こんないい加減な根拠で、「CO2排出で地球は滅亡する」と脅されて日本人は省エネルギーに駆り立てられているのである。バカといっていい。