春の東京、冬の愛知 その1

 昨日の東京は春本番のような陽気だった。東京駅からJR中央線に乗り換え市ヶ谷下車。三河を出るときには小雨がぱらつき少し肌寒かったが、正午の市ヶ谷見附は春の日差しが燦燦と降り注ぎ、ジャケットを思わず脱ぎましたがな。
 勉強会には、まだ1時間ほどある。せっかくここまで来たのだから、栗林忠道さん
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に会っていこうと思い立って、靖国通りを東に歩き出した。市ヶ谷から靖国神社までは緩やかな登りになっている。距離にして800mほどなのだが、キャスターバッグを引っ張って歩くと汗がにじむ。靖国神社南門前の歩道脇のせっかちな桜はすでに開花していた。南門を潜り神域に足を踏み入れる。拝殿にまわり神前に額ずき、栗林中将以下26,000将兵硫黄島でのご労苦に敬意を表す。神門前に右翼の街宣車が停まっている。彼らもここでは物腰もやわらかく、普通の愛国オジさんにに見えるから不思議だ。売店で「いっちゃんまんじゅう」を購入して午後0時30分、遊就館ものぞきたかったがそろそろ勉強会の会場に向かわなければいけない。英霊たちに別れを告げて再び市ヶ谷に戻る。
(下に続く)