(続)「能」という字は「かく」とも読むんですな

 財務大臣の諮問機関である財政制度審議会ですら「低能給付金」を止めろと言っている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000637-san-bus_all
 麻生首相、聴力を失ったか。
 昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」で三宅久之さんがこんなニュアンスのことを言っていた。
「周囲の側近が良いことしか耳に入れていない。だから益々やる気になっている」
 だとしたら、この国の中枢は極めて危険な状況と言っていい。側近が耳障りのいいことしか言わなくなったら、その国は滅亡直前だわさ。公明党が喧しい「低能給付金」もばら撒かれてどこに流れて行くのか判ったもんじゃないし、2011年消費税率アップなんてことをこの景気のどん底の時期に口にするセンスはあきれてモノも言えぬ。

 アメリカは古い帽子を脱ぎ捨てた。ニューリーダーが台頭し国が一丸となって国難に当たろうとしている。日本はアメリカよりも早く行動を起こせたものを、麻生首相が思いのほか愚図だったので、大きく出遅れてしまった。これを何とか挽回しないといけない。

 昨日の夕方、オバマ氏のワシントン入りのニュース映像とともにアメリカの労働者たちの現状報道が流れた。そこに何人ものアメリカ人が登場するんだが、これが一様に腹部から下半身にかけて脂肪のついているアメリカ人独特の太りかたをしているんですな。家庭の主婦も会社の幹部も職を求める労働者もみんな異様に太っている。ちょっと前だが、デトロイトの自動車工場から仕事を終えて出てくる従業員の写真が朝日新聞の1面に載っていたが、そこに写っている人全員がアメリカデブだった。
 ここに日本の活路があると思う。日本の政治家は阿呆が多い。とくにトップリーダーはアメリカと比較すると随分見劣りがする。しかし、国民がまだまだまともだ。ぼってりと肥満したアメリカ労働者に比べ日本の労働者はスリムで勤勉だ。この層が健在な限り日本は再生できると思う。

 今日は、我社のISO14001の定期サーベイランスだった。その準備でいつもより1時間早く出勤じゃったわい。それでは行ってきま〜す。