個室ビデオ店火災 その1

 先日、新宿歌舞伎町をうろついていたが、そこで7年前に大惨事があったのを覚えていますか?2001年9月1日未明に雑居ビル火災があって、44人が死亡するというあの事件です。未だに放火犯はつかまっておらず未解決のまま建物は取り壊され、徐々に風化し忘れ去られていくんでしょうね。
 そして今度は大阪難波で起きた。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/fire/
 15人の尊い命が失われた。新宿とは違って今回は犯人が掴まっている。ワルシャワの「命の重さ理論」から言えば犯人の小川和弘(46)は極刑でいい。「生きていくのが嫌になった」なら、なぜ河川敷かどこか人に迷惑を掛けないところで、一人で燃えてくれないんだ。

 ワシャは社の防災部門に何年か在籍をしていた。それに地元の消防団も7年ほど務め、火災現場に何回も出動した。それにデューク東郷(知らない人は「ゴルゴ13」を読んでね)とも交流があったので、一般の人よりも火災に関しての知識はあると思っている。だから、ホテルに宿泊する際には、必ず緊急避難路、各部屋の配置、方角、周辺の建物の様子(緊急時に飛び移ることができるか)などを確認する。一度は避難路を使って地上まで降りてみて、肌感覚で建物の構造を覚える、ということまでしている。
 例えば今回の個室ビデオ店に宿泊する場合のことである。
(下に続く)