老害政治

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/north_korea_nuclear_program/?1215344913
 結局、老人の福田さんには何も出来ないのかもしれない。
 胸を張って臨んだブッシュ大統領との首脳会談でも、アメリカから何も引き出せないまま、かたちばかりのものとなった。そりゃ無理だ。政権末期のブッシュがは自分のことしか考えてないし、アメリカが崩壊寸前の福田政権をまともに相手にするわけがない。
 それにしても福田首相の年齢は際立っている。唯一の70代で、最年少42歳のメドベージェフ露大統領とは親子ほど違う。これでは全世界に、日本は老いた国だと喧伝するようなものだわさ。安倍さんは52歳の若き首相だった。福田さんは、それよりも20歳老いている。よぼよぼのじいさんが世界の若きリーダーたちとまみえなければならない。ある意味で悲劇だ。世界の主要国では、最高権力者に世代交代が進んでいるというのに、日本では安倍さんから福田さんの老人内閣に先祖返りしてしまった。福田内閣の平均年齢は67.4歳で、安倍内閣の平均を8歳も上回っている。生い先短い連中が、将来ビジョンもなく適当に国を動かしているからたまったもんじゃない。齢72歳の福田さんに2050年までにCO2を50%削減すると言われても、あんた絶対に死んでるじゃん、というこっちゃ。
 政治評論家の板垣英憲は言う。
《老人たちが牛耳り、若手を圧殺する日本政治。福田首相の誕生は、まさに亡国に向けた第一歩と言わざるを得ない。》
 原油高に起因する諸物価の高騰、対北朝鮮を始めとする外交力のなさ、医療・福祉の弱者切り捨て、これらを招き寄せているのが、官僚の神輿に乗っていい気になっているジジイどもだということを忘れてはならない。森喜朗(70)、青木幹雄(73)、伊吹文明(70)、山崎拓(71)……