中国四川大地震(その3)

 今、怒りと喜びがない交ぜになって複雑な状況だ。
 怒りは、遅々として進まない中国四川省での救助活動に対してである。あっという間に72時間が経過してしまった。中国政府は何をしているのか。
 喜びは、日本の国際緊急援助隊の出動を中国が受け入れたことだ。その中には新潟県中越地震で活躍したハイパーレスキュー部隊もいる。小千谷市の県道589号線の山塊崩落現場で、皆川優太ちゃんを瓦礫の中から救出した部隊だ。優太ちゃんは92時間を崩落現場で耐えた。きっと今でも瓦礫の下で救助を待っている中国の優太ちゃんがいる。急いでくれ。ハイパーレスキュー、中国のボンクラどもに真の救助を見せてやれ。そして一つでも多くの命を救い出してくれ。

 ワシャも、ボランティアセンターを立ち上げるためにシ文川(ブンセン)県に行きたくなってしまった。