防災講演会

 ワシャは地震と台風を趣味としている。そのことを知っている地元の人から「防災についての講演会をやってくれないか」と頼まれた。参加者は100人程度とのことで2時間ほど地震や災害についてくっちゃべることになった。タダで話すのもなんなのでギャランティの交渉をする。協議に協議を重ね、時給とん汁1杯で妥結した。講演会終了後、八丁味噌でつくったとん汁を2杯も飲めることになった。それもおにぎり付きですぞ。
 そんなことはどうでもいいのだが、その講演会が今日なのだ。なにを話そうかと迷ったが、丁度、3月20日で福岡沖地震から1年ということで、取り敢えず枕はこの話だな。19日の新聞に、「20年前のチェルノブイリ原発事故でキエフ市民350万人疎開が極秘に検討された」という記事があったので、それに東海地震浜岡原発などをからめてちょこっと脅かしておこう。
 でも脅かしたまんまだといけない。防災意識を高めながらも将来への希望もトッピングして帰してあげないと駄目なのだ。そこで19日の紙面にあった「巨大地震、深部にメス、『直前予知』へ一歩」という記事と、年末に行ったつくばの防災科学技術研究所で聴いてきた「緊急地震速報」の話を織り交ぜて、「何十秒の単位だが、地震予知はできますぞ」ということを話すことにしよう。
 そして最後は「三毛別羆事件
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20060313
で締めくくろう。災害後の対応についてこの事件はけっこう教訓を残している。
 てなことで、休日だけどボランティアに勤しむのだった。