たった今（午前6時24分）、地震があった。短めの縦揺れだったように思う。震度は２くらいか。すぐにストーブを消してドアを開けておく。火の始末と避難路だけは確保しておかないとね。
すぐにＹａｈｏｏ！天気情報で確認するが、地震情報が流れるまでに数分かかっている。
あ、出た。やはり震度２だ。場所は岐阜県美濃頭部、震源深度40キロ、マグニチュード3.9か、これが６以上あったら大変だったわな。ワナワナワナ。
ほっとしてから周りを見れば、ここ（書庫）は危険な場所ですぞ。出口は５ヶ所あるのだが、西に２つある窓はとっくに本棚でつぶされているし、北側にあるドアは民芸調の本棚（高さ190センチ）に圧迫されて通れる隙間は28センチしかない。南側のサッシュの前には1.8mの机が置かれてあり、そこから脱出するためには机の下にもぐっていかなければならない。なおかつサッシュを開けるためにはロックを解除しなければならないのだが、ロックは机の上に置かれた木製の本棚の向こう側に位置しているので、ワシャはどうやってサッシュを開けるんだろうか。
東側の引き違いのフラッシュ戸は木製の本棚と机と陶芸窯に攻められて43センチの幅しか通れない。運良くそこを抜けられたとしても次の間の６畳には、日垣さんから譲ってもらったスチール製ラック12本と無造作に積み上げられたカラーボックス10本が何にも支えられることなく佇んでいる。この状況だとワシャのここからの脱出はアルカトラズから逃げ出すよりも難しそうだ。
身辺は整理しておかないといざというときに困りますぞ。ってワシャのことでしたね（自嘲）。
