社会の溶解(1)

 サヨク社会党日教組が施してきた平等、人権教育の成果が出てきたようですな。個性の尊重、ナンバー1になれなくてもオンリー1になる、一番大切なものは自分、子どもたちをそう言って洗脳し続けた結果、見事に毒花が開いている。
 ここ20年、公務員の地位を徹底的に貶めてきた結果、警察官は一般市民にまでバカにされ、当然のことながら犯罪者には舐められっぱなしの有り様だ。犯罪抑止のために発砲すれば、人権団体、市民団体から突き上げられる。挙動不審な輩に、職務質問を掛ければ、バカハリウッド映画に影響されたバカがカーチェイスを模倣して逃げるわ逃げるわ、その結果、どこぞのブロック塀に衝突して自爆するんだが、それも警察のせいする風潮がある。こんな状況では治安は低落するに決まっているわさ。
 少し不自由でも、多少、警察官が威張っても、真っ当に暮らしている老人たちや子どもたちが大手を振って暮らしていける街にしたいと思いませんか。ウフッフー♪

 また小学生の少女が犠牲になってしまった。京都の人殺し塾講師も広島の人殺し外人も奈良の人殺し変態も、こいつらには前科前歴があるわけで、それが周囲の真っ当な人々にわかるだけでも随分と結果が違っていたと思うのだが、どうだろうか。
 そこで災害現場で取り入れられている「トリアージ」を導入したらどうだろうか。。あらかじめ犯罪者、犯罪予備軍などをトリアージタグで選別をしておくのである。他者から見てこの人物はどの程度の注意を要するのかが簡単に判別できる印をつけておくのだ。
 例えばこの2月に起きた安城市イトーヨーカドーの乳児殺害事件で、もしあの出所間もない男が保護観察中の人間であると周囲が認識できたらどうだったろう。人権を声高に叫ぶ人種には受け入れられないだろうが、少なくとも殺された乳児の母親が容疑者を危険だと判断する情報が提供されていれば、あの母親は氏家に近づかなかっただろう。そしてあの幼い命は失われなかった。
 例えば学習塾に子どもを通わせている父兄は、講師が大学内で財布を盗み、警備員にけがをさせて逮捕された前科者でなおかつ切れやすい性質の男だと知っていたら、その男の勤める塾になど通わせなかっただろう。そもそもその情報が塾経営者に伝わっていれば採用されなかった。
(「社会の溶解(2)」に続く)