2000人どころか・・・

 今や4万人死亡説まで流れている。一昨日懸念していたようにパキスタンでは甚大な被害が出ているようだ。
 しかし・・・それにしても酷すぎる。丘陵の上に広がっている町がまるっきり壊滅しているではないか。脆すぎる。繰り返しになってしまうが、このパキスタン周辺は日本列島と同じく地震の巣なのだ。なぜそんな危険地帯にも関らず、こんな脆弱な建物を許していたのか、なぜ住民たちの安全を優先に考えられなかったのか。原子爆弾など持っていても屁の突っ張りにもならない。その分の労力を建築基準法の整備や建物の補強に使ったほうがどれだけ住民のためになっただろうか。
 今、続々と各国の救援隊がパキスタン入りしている。どうぞこの外人部隊が活躍し一人でも多くの人が助かりますように。
 そしてその活躍を見たパキスタンの人々が健全な国際関係の有り方を少しでも感じてくれればと念じている。