出張 その2

 午後の打ち合わせを終了したのが4時20分、帰路につく。
 車中にて加藤健二郎著「戦場の現在」を読了す。この新書、日垣さんが文藝春秋で一押しするだけのことはある。いと面白し。たった一度、イラクで人質になって飴をなめていたことを飯の種にしている坊ややおばさんがいるが、加藤健二郎の経歴を見よ。戦場(戦闘地域)に身をさらすこと75回、身柄を拘束されるのは8回に及ぶ。この本を読めば前述の2人は恥ずかしくて穴から出てこられないだろう。
 帰りの名鉄金山駅でのこと、アナウンスで「ミューミューミューミュー」言っているので何事かと思ったら、特別車両(特急)に乗車するのにμ(ミュー)チケットが必要ということらしい。しかしそのμチケットをどこで買ったらいいのかをアナウンスしないから乗れなかったじゃないか!例えば「どこそこで売っております」とか「車内でお求めになれます」とか言いやがれ、そうすれば名鉄初心者(ワシャです)がうろうろしなくて済むじゃないの?それにだ。ホームに先発、次発の表示がされているが、それが特急ばかりの表示で、急行や準急や普通に乗る人にはよく分からない。名鉄は全体的に不親切な印象だね。電車賃も高いし、(財津一郎風で)いいかげんにしてちょーだい!