昔は泉筆とも呼ばれたらしい

 昨日、会社の帰りに文房具屋にふらりと立ち寄った。
 実は目的があった。万年筆が欲しかったのである。
 そこでプラチナの♯3776−10000B−1バランスブラックというのを10,500円で購入した。ネットでは税込み価格、8,925円で売っていたが、文房具屋の方は1,000円分の商品券をくれたので、差し引き9,500円、ネットよりも575円高いが、若い店員さんと話ができたし、地域で頑張っている小売店の応援ということもあるので、これでいいのだ。
 万年筆はネジ式キャップで極太、握り具合も丁度いい。大して高いものではないけれど、書き味もまあまあだ。インクは明るい青にした。これはあるジャーナリストの影響である。その人が好んで青を使うので、真似をした。要するにミーハーなのだ。
 今回、大きな仕事がひとつ片付いたので、そのけじめとしてささやかな自分へのプレゼントとした。
 新しい万年筆を握ると、字が書きたくなるから不思議だ。家に帰ってから手当たりしだいに書きまくっていたら、嫁にしかられた。