高遠さんが中日新聞で「イラクで起きたこと」という連載をはじめた。それに講演活動もはじめたようである。今井くんと壇上に立って、涙ながらにイラクの窮状を訴えたそうである。
このおばさん、未だにきっちりとした説明責任を果たしていないように記憶しているのだが、そうだよね。少なくとも今井くんと郡山さんは帰国後、マスコミの前に姿を現した。そして一方的ではあるが説明らしきことを話した。確かあの頃は、病気を理由に隠れていたよね。そしてちゃっかりと著書の再版については「了承」していた。そろそろ穴から這い出てくるころだとは思ったが、意外と早かったなぁ。もう少し謹慎しているのかと思ったよ。
おばさんはあの事件で一気に有名人になった。著書の「何してるって、Do you know me?」(だったっけ?)も売れに売れて笑いが止まらないだろう。
だからさ、本が売れてもいいし、講演料を稼いでもいいから、一度、マスコミの前に姿を現して、説明しなさいよ。それが軽率で世間を騒がせたジャーナリスト、ライターの務めではないの。同じようにイラクで拉致された安田さんは、「朝まで生テレビ!」で橋田さんや勝谷さんと同じテーブルについて、批判を甘んじて受けていた。彼にしてみれば針のむしろだったろうがよく耐えた。それがジャーナリストとしての誠意だった。
高遠さんは、未だけじめをつけていない。だから胡散臭さがつきまとうのである。
潔く国民の前に出て説明せよ。金儲けはそれからでよい。