2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

昔の気候

『徒然草』で吉田兼好がこんなことを言っている。《家の作りやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころわろき住居(すまい)は、堪へがたきなり。》 つまり、「住宅は夏に快適に住めるように作れ」と言っているのだ。鎌倉時代の末期には…

読書遍歴(続き)その1

最初の読書の転機は就職してからだった。社の企画部門に配属されたときにKという上司と一緒になった。この人が読書家で、昼休みになると必ず本を繰っているような人だった。 たまたまその日、Kさんは司馬遼太郎の『街道をゆく』の単行本を読んでいた。カバ…

読書遍歴(続き)その2

(上から読んでね) そして読書にターボが掛かるのは2004年になってからだ。日垣隆さんの「朝までセミナー」に参加して影響をモロに受けた。《どうやらプロでも「1カ月で100冊」がトップ集団であることがわかってきました。追いつける可能性だけは手放し…