2006-02-12から1日間の記事一覧

菜の花忌に(2006)その1

【和田宏『司馬遼太郎という人』文春新書】「柿の木といったふうな実のなる木が一本もありませんね」と訊くと、「庭というものはそういうものらしいよ」と応えたのを思い出す。花を愛でる木もないのではないか。タンポポが好きで。自分で庭に植えたことがあ…

菜の花忌に(2006)その2

(上から読んでね)【司馬遼太郎記念館『来館者ノート』より】「ショークスピアが400年、英国人に読まれているように、我々は司馬遼太郎を読み続けなければならない」「司馬遼が読まれる時代である限り、いつの世でも、どこかで日本は踏みとどまれる」(と、…