2006-01-31から1日間の記事一覧
(下の「木戸番小屋」から読んでね) 頁次と爺さんが話しているところにワシャ蔵が顔を出した。ワシャ「ただいま〜」 頁次、鋭い視線をワシャ蔵に向ける。頁次「おめえはワシャ蔵、ここであったが百年目、神妙にお縄につきやがれ」ワシャ「げ、てめえは銭亀…
(下の「木戸を様子のいい男が通りぬけてゆく(笑)」から読んでね) 木戸番の爺さんが、昼飯代わりにぼた餅を食っている。 そこへ目つきのするどい男が顔を出す。男「爺さん、ワシャ蔵を見なかったかい」爺「昼ごろに戻るといっていなすったがまだ見えねえ…
おや?遼東屋のワシャ蔵さんじゃないかい。ずいぶんとあわてていなさるねぇ。ワシャ「ちょいと先を急ぎやすんでお昼ごろにお目にかかりやす」