名古屋城の攻防

 今朝の朝日新聞社会面。「天守エレベーターなし 待って」という見出しが出ている。県内の障害者団体から名古屋市に質問状が出されたようだ。この件については11月17日の日記
http://d.hatena.ne.jp/warusyawa/20171117/1510872436
にも書いたが、要は「文化かサービスか」という話である。名古屋市が「文化」として再生しようということならエレベーターは要らない。しかし、「サービス」だと思うならエレベーターでもエスカレーターでもなんならロープウエイでも取り付ければいいがね。
 ワシャは、名古屋城天守、櫓、門、堀など含めて大きな文化財だと思ってきたのでエレベーターがなくとも受忍すべきだと思っている。市側はエレベーターを付けない代替えとして階段部分に5階までのリフトを設けるというが、とても場当たり的で単なる言い訳のための取り繕い案でしかない。
 記事にはかなり重量のある特注車椅子以外では座った姿勢が保てない障害者の話が出ていた。その人はリフトでは移動が困難だからエレベーターを設置すべきだという主張である。
 ううむ、結局、名古屋市の造るのが何かということになるよねぇ。文化財ならリフトさえ付けない。観光施設ならなんでもかんでも付ければいい、そういう話で、ポピュリストの河村市長がどういった結論を出すのか楽しみだ。

 夕べのNHKBSの「イッピン」の再放送
http://www4.nhk.or.jp/ippin/x/2017-11-21/10/7677/2118145/
で、「京都の絞り染め」を取り上げていた。その冒頭の2大絞り染め産地として、京都に並んで名古屋が紹介されている。もちろん「有松」である。しかしこの放送を見て、京絞りに軍配が上がる。知花くららさんが総絞りの素敵な着物を着ているのだ。有松はというとせっかくの絞りのシャツをセンスの悪いミャーミャー市長がダサく着てしまう。ワシャが有松絞の関係者なら着用を断るのだが……。

 会議の席で居並ぶ部下に向かって「私のことをなめんでもらいたい!」と言い放った上司がいたそうな。面白そうな話なので追跡調査をしてみようっと(笑)。