講演会

 昨日、某所でちょっとした講演会があった。その会の前に参加者とともにフランス料理のランチを食べた。けっこうあちこちにお偉いさんの顔も見受けられる会で、ワシャはたまたま代理で参加した。ワシャなんか見た目が若造で(笑)、貫録もないし、名刺交換をすると、肩書を見て「あ、そ」てな感じでさっさと次に行ってしまう。別にそんなことはいいのだけど、居心地がわるかったなぁ。ワシャのテーブルには5人が座っていたが、名刺交換をすると大手の関連会社の社長だったり、某マスコミの支局長だったりと、そうそうたる顔ぶれだ。
 ランチなので、大袈裟なものではなかったが、それでもホテルでの開催ということもあって、ナイフやフォークなどが円卓に8本並んでいかめしい。箸なら一膳あれば、すべてに事足りるのに。その点、フランス料理は、スープはこれ、肉はこれ、魚はこれ、デザートはこれ、とめんどうくさい。
 ワシャはそもそもフランス料理が嫌いだ。口に合わない。だから好んで食うということはなかった。それでも、結婚式だの、ホテルでの会などで、容赦なくフランス料理が出てくるのだが、コースで一皿一皿出てくるのが面倒くさい。フランスパンなんか食いたくないし、甘みの強いスープなんかをペチャペチャひしゃくですくって飲むのは勘弁してくれ。要するにワシャはテーブルマナーを知らないので、緊張してしまうんですね。だから隣の社長がやるのを横目でチラチラ見ながら真似をしてやった。なんだか車寅次郎になったようで、思わず苦笑してしまった。
 食事などどうでもいい。それよりもその後の講演会がよかった。その話は、少し整理が必要なのでまた明日にでも。