150分の1救出大計画

午前7時
 いやー、夕べ居酒屋で飲んでいる間に先を越されました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0003876598.shtml
 関西広域連合が数万人の単位で被災者を受け入れるという。それでいい。
 
 実は、昨日の早い段階で、橋下知事が受け入れ表明をしていた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110318/plc11031808550009-n1.htm
 橋下さんの話をきいて、ひそかに作戦を練っていた。それはこんな作戦だ。

 被災地で生活再建をするのは大変である。ひとまずコミュニティ単位で被害のない地域に移住させることを考えた方がいい。
 中越能登中越沖では、被災地に仮設住宅を建設した。コミュニティを壊さないという配慮からそれはそれで一つの選択だった。しかし、今回の被害はコミュニティを支えたベースの部分が根こそぎ破壊されている。土台がないのだから、そこで生活再建をするというのは無理だろう。
 とにかくそんな不便なことを考えず、すぐに長距離バスを仕立てて西に被災者を送ることである。今回の地震で被害がない西国に東北人の大移動をするのだ。
 数字は刻々と変わるだろうが、現在8県で約40万3975人が避難所生活を余儀なくされている。この中でどうしても地元に残らなければならない人が2割あるとして、ざっと30万人を暫定的に西に疎開させればいい。中部地方近畿地方の府県で4400万の人口がある。な〜んだ、150人の中部・近畿の人間が被災者1人を支えればいいだけじゃないか。できないことじゃない。ワシャの町が3000人ほどのコミュニティだから20人を引き受ければいい。家族なら4〜5世帯だわさ。その程度ならアパートも空いているし、町内公民館の和室だってある。公営住宅だってあるからどんとこいだ。
 これだ!150人の人間で1人の被災者を助けよう。名付けて「150分の1人救出大計画」。被災者が愛知県で避難生活をしている間、東北で地域の再建のための一大プロジェクト「東北復興大作戦」を展開すればいい。道路だ、住宅だ、公共施設だ、子供手当てなんか止めちまってじゃぶじゃぶと国の予算をつぎ込んでやれ。東北に新たな国を造るくらいの意気込みでやれば、国内に金が回って、こいつは景気がよくなりまっせ。
災い転じて福となす。いつまでもくよくよしてたって始まらない。みんなで手を取り合って立ち上がりましょう。