東京の早稲田界隈でマツコ・デラックスに遭遇したと書いた。厳密に言えば、女装をしていなかったので、本人と断言できないがよく似た人と出くわした。その時、どアップでマツコさんを見て、驚いたんでしょうね。「ワッ！」と大きくのけ反ってしまったんです。その時に、腰をギクッとやっちまったんです。「マツコギックリ」ですわ。
このため週初めからずっとコルセットのお世話になっております。
文化の日に、田母神俊雄さんの新刊『田母神国軍』（産経新聞社）がどうしても読みたくなって、腰は痛かったけれど、読書のためならたとえ火の中、水の中ということで郊外にある大規模書店に出掛けた。新刊だから平積みになっているだろうと思って行ったが甘かった。にゃい。
もう一軒の大型書店にも回る。にゃい。
こうなったら意地だ。スーパーに併設されている書店ものぞいてみる。ここにもにゃい。
３軒目で気力をなくした。だって本屋を回っていると違う本はどんどん増えていくんですよ。
ノビコフ・プリポイ『ツシマ（上・下）』（原書房）
田村善次郎・宮本千春『宮本常一とあるいた昭和の日本』（農文協）
岡野宏文・豊崎由美『読まずに小説書けますか』（メディアファクトリー）
香坂玲『よく分かる生物多様性』（中日新聞社）
海堂尊『ナイチンゲールの沈黙（上・下）』（宝島文庫）
ひとまず家に帰って考えた。
「あ、そうだ。ネットで注文をしておこう」
本当は、今、読みたいのだが、ないものは仕方がない。２〜３日我慢するとしよう。欲しい本が欲しいときに手に入らない。これが地方の辛いところなんですよ。Ｇ大のＩ先生。
（下に続く）
