富山県知事はエライ奴だ!

 富山県知事石井隆一様御一行が中国へ遊びに行ったんだとさ。富山県知事様は、東京大学をご卒業後、キャリア官僚を経て消防庁長官様にまで登り詰めた偉〜いお方なので、1泊1万7千円程度のホテルでは御意に叶わず、1泊5万円の高級ホテルにお泊りあそばされました。
 それはちょびっとお高いのではあ〜りませんかと、市民団体が差額の返還請求訴訟を起こしたら、裁判所も「そりゃちょっと高うおまんなぁ」ということになって、知事に対して「常識的には2万ぐらいが相場でっしゃろ、差額分は返還せなあきまへんで」と判決を下した。
「裁判所に言われちゃぁ仕方がねえ、ここはスッパリと耳を揃えて支払いましょう」と潔いセリフが聞けるのかと思ったら、バカ知事はこうほざいた。
「だって、中国がここへ泊れって言ったんだもん。高いか安いかなんて偉いボクチンが知るわけないでしょ。こんなアホな判決には従えないもんね、すぐに県費を使って控訴してやる」
 以前
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20080608
にも書いたが、この石井知事あたりが典型的な僣者(せんしゃ:本来の資格なくして高い地位に就いている者)だろう。
 財力、権力、社会的地位の高い者にはそれなりの義務や責任も課せられなければならない。勝谷誠彦さんがよく言う「ノブレスオブリージュ(貴族の義務)」を忘れてはならない。金ぴかの経歴を誇れるんだからさ、チンケなゼニをケチって自らを汚してはいけない。名こそ惜しめ。
 どうも官僚崩れの知事はしみったれが多くていけない。そんなリユースは地方に要らないって。