日曜日は忙しい

 昨日は忙しかったわい。朝一番で床屋さんに行く。カット&パーマで2時間。それから家に帰って着替えて職場に出勤する。10月から手掛けてきたプロジェクトの成果報告会である。80人ほどの関係者に3時間のプレゼンテーションを行う。夕方には大相撲を見なければいけない。贔屓にしている錣山(しころやま)部屋の豊真将(ほうましょう)や春日野部屋栃煌山(とちおうざん)が全勝で頑張っているので応援するため早々にテレビ桟敷に座った。
 今日に限ってコロコロとまけるのね〜残念!
 以上の合間をぬって『民族の世界史4 中央ユーラシアの世界』(山川出版社)、浅井信雄『民族世界地図』(新潮社)、21世紀研究会編『民族の世界地図』(文春新書)、『中国20世紀史』(東京大学出版会)、富坂聰『中国という大難』(新潮社)などに目を通す。
 ううむ……どれを見てもチベットは独立国であり、毛沢東という独裁者の野望のために犠牲になっていることが解る。540万人ものチベット人が受難しているのだ。彼らは中国国内では少数民族と呼ばれている。しかし実のところデンマーク人、ノルウェー人、フィンランド人よりも多い。そしてチベット人と中国人の違いは、デンマーク人、ノルウェー人、フィンランド人の差異どころの話ではない。なぜこのような人々を自治区という虚構の下で強制的に共産中国のくびきにつないでおかなければならないのか。
 まったく理解できない。
 また愚痴になってしまった。