TVタックル

 いやー、夕べのTVタックルは面白かった。
「政界時代劇」は大爆笑だった。民主党河村たかし松原仁が寸劇を演じていたが、河村は偉くなりたいだけの野望の人だが党内で人望がないということがよくわかった。松原はけっこうモノがいいかもしれない。
 静岡7区で片山おばさんに敗北した木内実が江戸城(国会)再登城を目指す浪人者として出演していたが、あまりにも痛々しすぎて笑えなかったなぁ。でもこの人の選挙運動中の「全力走り」の偽善臭が強いので落ちても大して同情もしなかったけどね。
 福岡政行の話は相変わらず回りくどい。「福田康夫さんには会ってはおりませんが・・・」と前置きして話し出したとたんに、勝谷誠彦さんに「2日前に会ったって言ってたじゃない」と突っ込まれ狼狽していた。勝谷さんはその横で大喜びをしていた。やっぱ、この政治学者嘘が多いな。
 医者の息子で眼鏡の変な武見敬三は激論のさなかに寝ていた。
静岡6区の渡辺周はモロに世襲議員の顔(苦労しらずののっぺりしたお坊ちゃん顔)をしているので笑ってしまった。調べてみればやっぱり2世である。佐藤観樹に似ているからなおさら笑えた。
 自民党高市早苗山本一太には大政党自民党の驕りが色濃く出はじめている。総理候補と言われはじめた頃の野田聖子と同じ症状である。こうやって政治家というのは腐っていくんだな。まぁ野田は小泉首相にぶっ飛ばされて、今はいい顔に戻ったけどね。
 和歌山県選出の参議院議員世耕弘成、出番がなかったので大竹まことの「タダで飛行機に乗っている」発言におもいきり噛みついていた。顔を見たら共産党の人かとおもったけど、自民党だったのね。
浜田幸一が名言を吐いた。
杉村太蔵のことをとやかく言うが、森喜朗が初登院してきたときのことを考えれば随分とまともだ」
 その通りだと思う。でも杉村先生の態度、行動、表情が森田健作に似ているところがちょっと恐い。
『人は見た目が9割』と言うが、本当にそうだよね。出演者の行動や動きを見ているとその人の本性がよくわかる。『なぜ〈ことば〉はウソをつくのか?』って本当に本当にそうだよね。福岡さんなんかウソつきっぱなしだもの。
 てなことで、久しぶりに面白い番組となっていた。