書棚にあるレファレンス本いろいろ

(鉄道用語事典)グランプリ出版
 営業キロ数、東武鉄道464キロ、西武鉄道が177キロ、小田急が120キロ、名鉄が508キロ、近鉄が585キロなどということもわかる。1キロあたりの輸送密度が東京急行電鉄が26万人でトップだということもわかるのだ。わかったからといってどうということもないがなんとなく楽しくなるのだ。
(最新保育用語辞典)ミネルヴァ書房
 保育法規、保育制度、諸外国の保育、栄養、児童福祉など項目別になっており、また巻末には索引もあって使いやすい一冊である。保育師さんの資格を取る人が買うんでしょうね。使いやすいんだろうけど保母ではない私には使えないのである。
(現代理美容技術用語事典)理美容教育出版株式会社
 この事典もカッティング、シェービング、パーマネント、アイロンなど項目ごとに分かれており索引もあって床屋さんには使いやすいだろうなぁ、と想像はできる。本書の中に科学用語編という項もあって「水素イオン濃度指数」とか「アルギン酸ナトリウム」とか「カオチン活性剤」とか難しい用語も出てきて、床屋さんも大変な仕事だなあと実感したのである。これも私がもっていてもあまり役立たない。
(まるごとわかる競馬の事典)池田書店
 私は競馬をまったく知らなかった。それでも付き合いで東京競馬場へ行かなければならないはめになって、困ってしまってヒンヒンヒヒーン、ということでこの事典を求めた。馬券の買い方すら分からなかったが、この本のお陰でかなり助かった。ただしこんな本を持って競馬場をうろついていたのは私以外誰もいなかった。
(皮膚科の病名由来ア・ラ・カルト)協和企画通信
 タイトルどおり皮膚病が羅列してある本である。「くも状血管腫」、「疥癬」、「ふけ」、「象皮病」、「天疱瘡」、「肉芽腫」……、読んでいるだけで痒くなってくる一冊である。私はこの続編も持っている。でも皮膚科の医者ではないので痒くなるばかりであまり役には立っていない。