夜半、喉のかわきで目を醒ます。闇の中でも、ぼんやりとものの形はわかるので、もう一度眠るというあわい期待もこめて灯りは点けなかった。 寝室から出て、手すりをたよりに階段を下りる。キッチンで水を飲み、ふと振り返ると、書庫が明るい。う〜ん、「明る…
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