「啓蟄や 坐禅見てゐし 鳥のあり」 俳人の高島茂の句である。場所は臨済宗の寺と見た。陽気もよくなって、僧堂の障子を開いて坐禅をしているのだろう。庭の梢をひょいと見ると、スズメかメジロか、小さな鳥が堂を見下ろしている。あるいは石庭を見れば、そこ…
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