2014-03-25から1日間の記事一覧

笈の小文(おいのこぶみ)

「古池や 蛙とび込む 水の音」 芭蕉の名句である。 このところ『禅と日本文化』から離れられない。この新書の第7章が「禅と俳句」である。 大拙は《古池は孤独と閑寂を表象するもの》と解し《それに飛びこむ蛙とそれから起こるものは、周囲をとりまく一般的…