2013-06-22から1日間の記事一覧

白頭を悲しむ翁に代はる

唐時代の人、劉希夷(りゅうきい)の詩である。冒頭だけ記す。 洛陽城東 桃李の花 飛び来たり 飛び去って 誰(た)が家にか落つ 洛陽の女児は 顔色を惜しみ 行々落花に逢うて 長く嘆息す…… 人生の衰えやすいことを嘆じたエレジーである。花の命は短く、少女…