2008-06-27から1日間の記事一覧

商人たちの愚行

「江戸時代に入るまで、『商人』という語感は『盗人』と同義であった」と司馬遼太郎が言っている。買い手を誤魔化し、商品に利を乗せて売り抜け、労せずして銭を手にする。商売と詐欺の境界線は分りにくい。だから身分制度の中でも最も下位に位置付けられた…