安全性より安さ

 さすが毎日新聞。記事の書きっぷりがいかにも反日だ(笑)。
《<インドネシア新幹線敗北>陰る日の丸インフラ》
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150930-00000014-mai-bus_all
 記事の中では「陰る日の丸」「日本の大きなライバルになるのは確実」「戦略の見直しが必要」「中国に敗退」「中国が立ちはだかる」「価格面の競争力では見劣り」としきりに支那中国のかたを持つ。毎日らしいと言えば毎日らしい。
 まあ「タダでやれ」というインドネシアの足元を見るような話に、クオリティが高く誠実に工事をする日本は受け入れられなかったということ。「タダでやります」なんて話に乗れるのは、バッタものの製造販売が得意な支那中国くらいのもので、普通の体制の普通の国家が受注できる筋合いのものではない。
 高速鉄道事故が起こっても、なんの検証もせずに即日埋めてしまうというシステムがいいなら、それはそれでインドネシアの判断として尊重しよう。最近は、あの大事故を起こした中国版新幹線は、中速鉄道だったので、高速鉄道では事故を起こしていないと、なんだか、言い訳にならないようなことを喚いている。支那中国が金を引っぱれない事業に参画するわけがない。いずれインドネシアはケツの毛まで毟られることを想定しておいた方がいいと思うよ。
 安かろう悪かろう、安物買いの銭失い、羊頭狗肉、なにしろその手の技では支那中国に匹敵する体制・国家は見当たらない。ほっそりとした橋脚の上に、ほっそりとした鉄路を伸ばし、糊で張ったような見てくればかり派手な箱を走らせばいい。おそらくイニシヤルよりメンテナンス費用のほうが莫大にかかる。故障や事故だって「みんなインドネシアの使い方が悪かったせいアルヨ」ということになるって。その修繕で支那中国にごっそりと持っていかれると思いまっせ。