賽の河原の石積みに似て その2

(上から続く)
 国勢調査のことである。
 そもそも、ワシャは国勢調査には懐疑的だ。しかし、全国で大勢の人がそのために頑張っているので否定はしない。しないけれども、総務省統計局がバカだとは思っている。国勢調査という大騒ぎは、統計局という役所を存続するためにやっている事業だとすら思う。爺さんが死んでいるのを30年も把握できなかった調査など無駄無駄。

 ワシャは物持ちがいい。なんでもかんでも書庫(物置ともいう)に貯めこんでおくので、書庫をさばくると5年前の「平成17年国勢調査 調査票の記入の仕方」(総務省統計局)というパンフレットが出てきた。体裁、レイアウトが今年配布されたものと、大きく変わっていないところが笑える。ただ、5年前にはあった、1ページの「調査員の連絡先」がなくなっている。その代り「国勢調査コールセンター」の番号がでかでかと印刷されていて、その下に「調査票の追加が必要であるなど、調査員への連絡が必要な場合には、市区町村にご連絡ください。」と追記してある。
 ほう、調査員の「個人情報」も保護しているのか。確かにそれは必要かもしれない。受け持ち調査区にどんな犯罪者がいるかもしれないからね。
 国勢調査という事象は非常に興味深い。もう少し研究してみよう。

 5年前にも国勢調査のことを書いています。
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20051015
 こっちも読んでみてくだされ。