またまた出張

 昨日、急遽、三重県亀山市に出張した。仕事の内容はまだ企画段階なので言えないが、とんでもない事業が着々と進んでいる。ううう…言いたいけど言えない。「王様の耳はロバのみみー!」
 先日の信州飯田行きは電車だったが、今回は現地での機動力を考えて車で向かった。三河を出る時には、雨は降っていなかったが、伊勢湾岸道路に入る頃からポツポツとフロントガラスに雨滴が当たりだす。県境を越える頃には本降りとなった。
 亀山での極秘調査はもちろん豪雨をついて行われた。本当は少し時間を取って、亀山ロウソクを物色したかったが、そんな余裕はにゃい。お気に入りの革靴をどろどろにしての現地調査になった。格好などつけずに長靴にすればよかった。
 とんぼ返りで社に戻って残務処理をする。ずっと車に乗っていたので腰に違和感がある。気をつけないと一気に悪化するレベルの違和感だ。まだ、仕事をしている部下に後を託し家路につく。
 でもね、調子が悪くても真っ直ぐ家には帰れないんですな。駅前の本屋を素通りできないというのが悲しい性でやんす。
 嗚呼、給料日の直前だというのにいい本がいっぱい並んでいるではあ〜りませんか。
『日本現代小説大事典』(明治書院)帯には《この一冊があれば「次に読む本」には一生困らない!》とある。そんなことを言われて黙っておれまへんで。定価7,560円でしたが、買いましたがナ。ワシャの場合、本を買うというのがストレス解消になっているんですね。今日も今日とて、森村誠一の新書を2冊、それから週末にある読書会の関連で、吉村誠『ヘタな人生論より万葉集』(河出書房新社)、その他に雑誌を3冊、ついでに「ゴルゴ13」まで買って、ようやくストレスが解消されたのじゃった。
 でもね、やっぱり若干のストレスが残っている。身体は疲れているのだけれど、眠れないんですね。だから、今、午前2時なんですがこうやって日記を書いてます。明日、名古屋でけっこう大変な交渉があるんですが、ちょこっと不安です。睡眠不足で、海千山千のネゴシエーターと対峙しなきゃならない。論客のパセリくんでもいれば安心なんだけど、業種が違うから頼むこともできまへん。ま、寝不足でも、一人で頑張りたいと思う今日此の頃なのじゃった。