人の生き血を吸うダニとの共存なんて嫌だ!

 ポンポポポポポポン
「ひと〜つ、人世の生き血をすすり、ふた〜つ、不埒な悪行三昧、み〜っつ、醜い浮世の鬼を、退治てくれよう桃太郎!」
 ヤッ!ハッ!タアッ!ポウ!

 ご存知、桃太郎侍のクライマックスですな。
 あの頃はよかったよね。桃太郎侍はいるし、水戸黄門もいた。鬼平もいたし、銭形平次も巷の鬼をやっつけてくれたものだ。それに比べてどうだい、今の世の中、右を向いても左を見ても、人の生き血を吸ってのうのうと生きている輩がいかに多いことか。
 さてと、こうなると頼りになるのは警察ということになるのだが、元々は、不当な暴力に対抗するための暴力装置だったのだが、今や、サヨクに牙を抜かれ爪をはがされ、普通の公務員になってしまった。今時、暴力団と見紛うような警察なんておりまへんで。先日、とある席で何人かの警察関係者と同席したが、よっぽどワシャの方が獰猛そうでしたぞ。
 警察には、多少横暴でもいい。正義の暴力装置としての機能を失ってほしくない。人の生き血を吸ってのうのうと表街道を闊歩しているダニどもに睨みを効かせておくんなさいまし。