猿股・・・じゃなくて刺股続報

 近くの中学校の校長と話す機会があって、3月2日の疑問をぶつけてみた。もちろんゴキジェットプロとか校長先生がゴキブリホイホイに捕まる話は割愛してではあるが。
 校長はこういった。
「おっしゃるとおりです。猿股・・・じゃなくて刺股が不審者を捕縛するのに有効だなどとは思っていません。ただ寝屋川や安城のような事件が起きたときに、犯人を牽制したり、距離を保って自分の身の安全を図るために有効だとは考えています。」
「それと、安城の事件のように校外で事件が起きて犯人が逃走をしていうような場合に、校門を教師が閉鎖することになっているんですが、張り番に立たせるときに刺股を持たせるんですよ。氏家はジャージ姿で逃走していましたが、教師も似たような格好をしていますからね・・・少なくとも刺股を持って立っていれば、そこにいるのが不審者ではなくて教師だと他から認識できるんです。せいぜいその程度の効能しかないと思っています。」
 なるほど、現場の教師はわかっていた。騒いでいるのは教育委員会だった。