大ブーイングまで22日

 題を間違えました。「オオプニングまで22日」でした。謹んで訂正します。
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 ここまできたら万博の悪口なんか言わないぞ。
 35年前の公式ガイドと愛・地球博の公式ガイドを比較してみた。
ブルガリア館】
〈1970〉
○古代文化の継承者ブルガリア ― ブルガリア1,300年の歴史
○国家、社会の自由のためのたたかい
社会主義25年のあゆみ
○うつくしい、観光の国
〈2005〉
○古い歴史を誇るブルガリアの国土
○美しい景観とギリシャ、ローマ、オスマン・トルコなどの文化遺産
チェコ館】
〈1970〉
チェコスロバキアの自然と生活を紹介する映画
○本国からきたコックさんが腕をふるった料理が食べられる。
○ガラス製品や民芸品
〈2005〉
○五感と心に訴える展示やイベントを通じてチェコの文化や社会を紹介
○本場のビールで喉を潤しながら代表的なチェコ料理を楽しむ。
○高級ガラス細工、ボヘミアン・グラス
【オーストラリア館】
〈1970〉
○9面のワイドスクリーン
〈2005〉
○約80枚のプラズマ・スクリーン
インドネシア館】
〈1970〉
○彫刻や木彫りをはじめ、七つの分野の民芸が展示される。
○バリ島のケチャック・ダンスが披露される。
〈2005〉
○玩具、美術工芸品などが並ぶインドネシア・マーケット
○舞踏、音楽などの芸術が披露される。

 それにしても外国館はどれをとって見ても、郊外にある多国籍レストランの域を脱していない。こんなものを集めてどうしようというのだ。協会は観覧予約ですったもんだしているようだが、外国館に関していえばがらがらになるんではなかろうか。(以上、悪口ではなく同情)