午前中曇りときどき雨、午後雲は多いが晴れ間あり

 久々の休みだったので、古本屋めぐりに出かけた。名東区あたりをうろうろした。
1軒目で「EXPO‘70日本万国博覧会(上・下)」、「やきもの随筆」を購入、2軒目で「日本万国博覧会概要」、「日本の名著 新井白石」、「ゴルギアス」、「ソクラテスの弁明・クリトン」、「饗宴」を購入する。万博関連の本(概要はパンフレットですけど)がけっこう値段が張ったので合計で10,700円の出費となった。
3軒目はブックオフに寄った。「学校的日常を生きぬけ」など4冊を1冊105円で買ったのだが、そこにまるっきり新刊の「最驚!ガッツ伝説」が350円で売られていたのには、驚いた。
「もう出ているのか」
 今、話題の本だけに触手が動いたが、この内容で350円は高い。現在35万部ほど売れているらしいから、そのうちにどっとブックオフの105円コーナーに山積みされるだろう。
「それからでもいいや」
と、手を引っ込めたが、それまで待ってもこの本を105円で買うかどうか、微妙だ。
旬を過ぎればただのクズ本である。要するに無知な男のたわごとを書き連ねてあるだけのもので、35万の人は1000円が惜しくないのだろうか。時の話題だからいいのかなぁ?
まぁ37年前に発行されたB5サイズわずか40ページのパンフレットに2,800円を払うのだって、端から見れば無駄なことだから大差はないのかもしれないけどね。
でもこのパンフは昭和41年に製作されたものなんだけれど、ということは開催の2年4が月前には、こんなしっかりした概要ができていたんだ。きっと愛知万博にもあるんだろうけど、見たことがない。協会の人が隠しているんだろうか。
愛知万博開催まで、あと208日でっせ。不気味なモリゾーばっかり目立ってもしかたない。そろそろ本腰を入れてPRしないとお客さんは来まへんで。
さてと、「EXPO‘70日本万国博覧会」の写真でも眺めながら夢のあった時代に想いを馳せようっと。