10月に入った。季節が巡るのは早い。ワシャの人生について、ちょいとした決断をしたのが、春分から清明にかけてだったから、ようやく燕が飛び交う頃のこと。あれから半年の歳月が流れ、秋分の第四十七候になっている。 「蟄虫戸をふさぐ」 蟄虫(ちっちゅ…
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