働かざる者、食うべからず

 これは酷い。
http://www.news-postseven.com/archives/20110301_13796.html
 生活保護を受けたほうが、まともに働くより収入がいいというのだから、怠け者はみんなそっちへ流れるに決まっている。社会が本当に救済しなければならない人もいるだろうが、真正の怠け者が197万人のなかにどれほど混入していることか。「年越し派遣村」を湯浅某が立ち上げて以来、単に働きたくない怠け者どもがこの制度に群がって大手を振って利用するようになった。生活保護世帯を「特権階級」だと言い出すバカ野郎まで出はじめている。これは恐ろしい風潮だ。
 大阪の西成周辺では、生活保護受給日にパチンコ屋や飲み屋が大賑わいになるという。これって生活保護の正しい使われ方じゃないよね。
 そもそも現金を渡すからこういうことになる。現物支給にすれば怠け者の混入がずいぶんと減るのではないかと思う。自治体が物品と交換できる商品券のようなものを発行する。そこには生活保護受給者の名前が記入してある。それを持ってスーパーなどに行き、身分証明書を提示すると米や惣菜と交換できるという制度だ。こうすれば3兆円にのぼる生活保護費がパチンコ屋に流れず、通常の商店やスーパーに流れるようになり、景気刺激策にもなる。
 とにかく怠け者に現ナマは危険だ。本来は「働かざる者、食うべからず」なのだが、食えるだけは食えるようにしておかないと、湯浅某どもがうるさいし、怠け者が飢え死にしてもいけないので、必要カロリー数だけは交換券を発行する。「自由にお金が使いたければ、額に汗して働きなさい」ということ。
 関西国際大学の道中教授がこんなことを言っている。
「例えば住宅が必要な人には住宅に特化し、医療扶助が必要な人には医療に限ってケアしていく」
 確かにそれもある。しかしここの事例に合わせてフォローするというのは手間が掛かり過ぎると思う。ここはやっぱり現物支給というのが正解のような気がする。