サヨクのフィクション その3

(上から続く)
 それでもなんとか盗んだとしよう。問題は、その票がなくなったことをどうごまかすかということである。小さな自治体1個分の投票用紙である。当然のことながら日々のチェックがあるし、30,000票の穴は大きい。ごまかしきれるものではない。
 それでもなんとかごまかしたとしよう。さて、そこからが大変なことになる。サヨク氏が言うにはこうだ。
《同一の筆跡とならないように多くのスタッフで左手で書いたり、わざと崩したり書いたりすれば形跡らしきものは残らない。》
 あははははは・・・・・・30,000票もの投票用紙に何人で書くのかな。スタッフ10人で書くとしたら一人3,000票に候補者の氏名を書くことになる。左手で書いてもわざと崩しても逆立ちして書いても、同じ筆跡のものがごろごろと出てくるだろう。では、スタッフを100人にするか。そうすれば300通りの筆跡でいいからね(笑)。しかし、100人のスタッフに秘密を守らせるのは大変なことだろう。愛知13区では2人に飲食接待をしたおっさんが公職選挙法でぱくられた。2人の内のどちらかが間違いなくちくっている。それが100人である。30,000票偽造事件が漏れないほうが不思議だ。
 しかし、なんとか100人を抹殺してでも秘密を守ったとしよう。その30,000票を期日前投票の投票箱に人知れず入れて、同数の対立候補者の票を抜き去らなければならない。その作業をするのは8月29日(土)の深夜だ。そこでしかこの世紀の選挙違反はできない。なぜかって?それは、杉並区の投票者数が300,000人ほどで、期日前投票をしたのが全国平均の13.4%と仮定すれば40,200票余り。これが29日(土)の午後8時までは、各期日前投票会場に置かれている。その数、12箇所、1箇所当たり3,400票程度でしかない。つまりこの票が1箇所に集められる前に入れ替えをしようとすると、労が多くなり、関係者も増え、リスクも増大する。だから、28日以前の犯行は考えにくい。

 げげげ、出勤の時間になってしまった。区の選挙管理委員会に侵入してからの大作戦は、明日のココロなのだ。