3日前に「たかじんのそこまで言って委員会」に出ていた原和美さんについて触れ「明日、書きますね」と言ったのだが、夢を見たので今日になってしまった。原さんとはこの人です。
http://www.sinsyakai.or.jp/08senkyo/funsen-ki/funsen-ki.html
58歳にしては努力している。そして発言も(マヌケな発言だったが)一生懸命にしていて田嶋牛陽子さんよりも、好感が持てた。でもね、サヨクイデオロギーに洗脳されているので日本語が通じない場面が見うけられる。例えばこんな場面だ。
司会の辛坊治郎さんが、仮定の話としてこんな質問を原さんに投げかけた。
「もしも、イラクのフセインが核兵器を持っていたらアメリカは戦争をイラクに対してし掛けていたと思いますか」
いたって単純な質問である。しかし、原さんはこれが理解できない。彼女の思考回路の中に、仮定にしても「核兵器を持つ」ということを受け入れる余地がないのである。辛坊さんは、何度も丁寧に同じ質問を繰り返したが、結局、原さんには理解されないまま次の問題に移ってしまった。田嶋牛よりまともだと思っても、思想洗脳を受けているとこんなことになってしまうんだ……少し恐ろしくなってしまいましたぞ。
原さんは言う。「話し合いをすればどんな問題も解決できる」と。そのことについてコラムニストの勝谷誠彦さんが、うれしそうに突っ込む。
「もし、ムンバイで起きたテロ事件が神戸で発生したら、原さんはテロリストと話し合うんですね」
この場合、勝谷さんの訊きたいのは「日本国民を守るのに時には武力行使もやむを得ないのではないか」ということなのだが、これが原さんには理解できない。
「ええー!どうしてテロが神戸でなきゃいけないんですか?」
原さんの思考の中では、「なんで私の基盤である神戸を、仮にでもテロの標的にするのよ」と抗議をしているのである。そうじゃないだろう。こんなモノの悪いのが神戸市議を5期も務めたというんだから、神戸市も大変だったね。
こんなこともあった。勝谷さんが、阪神・淡路大震災の対応や自民との連立で自衛隊を容認してしまった当時の村山首相(社会党)を筋が通ってないと扱き下ろした。その上で、
「でも原さんはいいんですよ。その村山さんと袂を別ったんだから」
と言いながら意味ありげにニヤニヤと笑っている。原さん、勝谷さんのこの発言に舞い上がってしまった。イデオロギーの呪縛さえはずれれば、この人、結構、単純でいい人かもしれないと思ったのだった。