騙すより……

 昨日、整形外科に立ち寄って痛み止めの注射を一本打つ。注射嫌いなワシャはいつもビビっている。医者の帰りに駅前の本屋に立ち寄った。本棚を物色していると、母里啓子『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』(双葉社)という本が目についた。日垣隆さんの最新刊『常識はウソだらけ』(WAC)の中に、ワクチンの危険な副作用について書かれている部分があって、それを読んで「なるほど」と思っていたので、思っていても思わす購入した。
 その近くに、中西輝政『本質を見ぬく「考え方」』(サンマーク出版)を見つけたのでこれも買っておこう。東良美季『猫の神様』(新潮社)、中島義道『哲学塾「死」を哲学する』(岩波書店)、亀山郁夫ドストエフスキー 謎とちから』(文春新書)などもカゴに入れる。
 家に帰って、買った順番に読み出す。『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』を読んで解ったことは、インフルエンザ・ワクチンが「効かない」ということ。これは日垣さんと対談した近藤先生とも共通した認識だ。早速、友達に「打つな」と言いふらそう。
 中西さんの本も面白い。佐高さんが口を極めて罵っているような方なので、ワシャの精神的味覚には会う。とくに末尾にある《「日本人」を明確に意識する》では、最近のニュースで歯がゆく思っていたことを的確に言い当てていた。目から鱗だった。

 え?アラームが鳴っていますぞ。
 あ、そうだ。今日は60人ばかりのお得意様をバスで研修に連れて行く日だった。このためいつもより1時間早く職場に出勤しなければいけなかったのじゃ。それを、今、思い出しました(笑)。
 そんなわけで、中西本の続きは明日ということで、今朝はこのへんで失礼いたしやす。