バカの憂悶

 朝青龍は、優勝を21回してきたことや、一人横綱で実質4年半角界を引っ張ってきた功績がまったく評価されず、処分が重過ぎると不満を言っているらしい。
 ほとほとこのバカ横綱には呆れる。今回の処分が「重い」なんて思っているのは朝青龍を囲む一部の谷町だけだ。大多数の好角家は「適」あるいは「まだ軽い」と思っているということをまったく認識していない。やっぱりこのガキ横綱が自分中心にしか物事を見ていない証拠だろう。
 引退か、現役続行かで激しく動揺しているなら、いっそのこと辞めてくれ。横綱に下す厳しい処断が、他の力士へのいい戒めになり、新横綱白鵬もぴりっとする。天敵のいなくなった琴光喜横綱への道が開けるというものだ。強ければ無法者でもいい、という風潮に歯止めをかけるためにも花道を飾れ、朝青龍

 でもね、彼が心底、反省をして謙虚で伝統を重んじる本当の横綱に変身するというなら、好角家たちはきっと許すだろう。
 うだうだ愚痴を言っている場合ではない。さっさと坐禅でも組んで心頭滅却して悟りを開け。