酒は飲んでも飲まれるな

 昨夜、後輩を二人連れて居酒屋へ行った。車海老の刺身がうまかったなぁ。あとは何を食べたのかよく覚えていない。ひたすら芋焼酎のロックを飲んでいたような記憶が薄っすらとあるのみだ。もちろん居酒屋から家までどの経路で帰ったか、まったくわからない。家に帰って家人と会話を交わしたようなのだが、頭の中には一片の記憶すら残っていないのじゃ。完璧な記憶喪失なのである。
 体調から推測するに、さほど飲んではいないはずだ。せいぜい焼酎を6杯、ビールの中ジョッキを1杯程度だろう。なのにこの記憶のすっとびはなんなんだ。
 時実利彦『脳の話』岩波新書池谷裕二糸井重里『海馬 脳は疲れない』朝日出版社茂木健一郎『「脳」整理法』ちくま新書を読んで、ボケ老人になったときのことを勉強しておこうっと。