大笑い

 いやぁ、昨夜の「たけしのTVタックル」は面白かった。出演者は三宅久之田嶋陽子浜田和幸重村智計、小池政行、勝谷誠彦の面々である。とくに田嶋の暴走を大人たち(他の出演者)がことごとく論破し、なだめすかしている場面は腹を抱えて笑ってしまった。
 初っ端は先の戦争の歴史認識だ。検証されてもいないサヨクプロパガンダをもっともらしく口にするからさっそく勝谷さんに突っ込まれていた。知識もないのに表層だけを見て語ってしまう田嶋さんらしいね。
 その次は「死にてぇ」発言だ。田嶋さんが「死にてぇ、死にてぇ」と言っているのでこの人自殺願望でもあるのかなと思ったら、隣席の三宅さんから「死に体(たい)の間違いだよ」と指摘されていた。おまけに「アナンさん、アナンさん」と言うから、国連のアナン事務総長のことだと思うじゃない。それも三宅さんに「中国大使は阿南(あなみ)だよ」と訂正されていた。田嶋さんの底の浅さをまじまじと見せつけられた。
 極め付けがこれだ。拉致問題に話題が及んだときに、今までの失点を回復しようとしゃしゃりでてきた。
田嶋「私には2年越しで考えている持論がある。拉致問題は国交正常化するしかない。国交正常化して人が自由に行き来するようになれば拉致者も見つかる」
重村「そんなわけないじゃないの、国交正常化したって北朝鮮に自由に渡航なんて出来ないし、拉致被害者も見つからない」
田嶋「拉致については、金正日が自分でやったと認めているじゃないの・・・」
勝谷「金正日は自分がやらせたなんて言っていない。反動分子が無断でやったって言っている」
田嶋「じゃぁ、その反動分子にもう一度証言させればいいじゃん」
勝谷「そんなの全部処刑したって言っている、出てくるわけがないじゃないか」
 2年越しの持論が2分で論破され否定された田嶋さん、「知るか!」と捨て台詞を吐いてそっぽを向いた。
 我家は大爆笑だった。
 その後は田嶋さん、静かだった。話題が日米関係になって難しい用語が飛び交うようになって、きっとその小さな脳みそでは処理しきれなくなったんでしょうね。たぬきの屁を嗅がされたような顔をしたまま時間切れとなった。
 田島さん、お笑いとしてまた一皮剥けたようだ。