「激論 日本のプロ野球は滅亡するのか!?」をテーマに、12人の識者が劇論を交わしている。まぁ野球のことを全然知らない私にとってはどうでもいいことなので、興味もなかったのだが、「朝生ウォッチャー」としては見ておかなければいけないだろうと思って再放送を見た。野球の話はさておきおもしろい場面がいくつかあった。
1.ライブドアの堀江がTシャツで現われて顰蹙をかった。
三宅久之(政治評論家)「堀江さんねぇ、あなたね、今、下着姿で来ているけどね、こういうところにねぇみんなネクタイ締めているときにねぇ、そういう形してきて違和感はないの?恥ずかしいと思わないの?だから、あなた、社会的センスがないんだよ」
2.ライブドアの堀江が近鉄を買ってオーナー会議に出たらどうなるという話で、
三宅久之「そんな素っ頓狂な格好してきたらねぇ、出入できないよ。お前、出ていけって言われるよ」
3.田原が堀江をかばって「ビル・ゲイツもTシャツで本社をうろうろしていた」と言ったのを受けて、
三宅久之「ビル・ゲイツがそういう格好をしているというのは知ってますよ。だけどビル・ゲイツがやってたからって日本で通用するとは限らない。金がないわけじゃないんだから」
広瀬一郎(経済産業研究所)「あのぉ僕はそれに関して言うと、どちらかというと実は三宅さんにシンパシーを感じてます。あのぉ堀江さんもね、新規にしようと思うんだけども、トラディショナルな産業なんで、そこはやっぱりもうちょっと気をつけられたほうが僕はいいと思いますね。やっぱり違和感がありますよ」
4.堀江が「僕はサラリーマンなんかやったことがない(あっという間に成功者になったから)。なんで雑巾掛けから始めなきゃならないのか分からない」と言ったことに対して、
広瀬一郎「スポーツっていうのは文化なわけですよ。それなりのトゥアンドマナーがあるんですね。最低、19世紀からの歴史を学んで欲しい。そうするとこういうトゥアンドマナーがあって、こういうところにはこういうところでネクタイがあってとかって、やっぱり様式なんですよ文化って」
「服装というのは大事ですよ。渋谷のホームレスみたいな格好して、誰が何十億の・・・(聞き取れなかった)」
要するに堀江の服装で始まって、堀江の服装で終わった楽しい朝生だった。
あれ?テーマはなんだったっけ。