わけがわからない奴ら その3

(上から続く)
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY201009030604.html
 20年も前から発売している「毒りんごサブレ」、パン屋の店先で「毒りんご」というネーミングにぎょっとして、「え?毒りんごなんですか」と一見さんでもつい店員に声を掛けたくなる。「説明書きも読んでくださいよ」と言われ、読んで大笑い。楽しいパン屋さんじゃありませんか。お客との会話も弾むというもの。こんな店を見つけたら、なんだかその日一日が楽しくなりそうなそんな気がしませんか。
 わけのわからないのは、この「毒りんごサブレ」を保健所に通報したバカだ。こいつ、店頭で「毒りんごサブレ」を見つけたんでしょうな。こいつ陰気な野郎だろうね(女かもしれませんが)、声を出さずに心の中で一人驚愕しやぁがった。
「なんで毒りんごなんて名前なの?毒のりんごなんかでサブレ作ったらダメじゃないの?何?この説明書きは?食べると頭が良くなると書いてあるけど、絶対にそんなことないわよね?ということはこれって表示に偽りありってことじゃない?」
 一人で勝手に考えたんでしょうね。そしてあわてて家に帰って保健所の電話番号を調べて通報とあいなった。本人は、とても良いことをしたと満足しているんだろうが、ホント、こういう視野狭窄のバカにはほとほと手を焼きますな。こうと思ったらまっしぐらの純粋培養バカですから。
 それにしてもこのパン屋さん、バカに一矢報いましたね。商品を引っ込めずに、「当社の研究の結果 上記の効果が、まったく無い事がわかりました」と書いたシールを貼って、どうどうと「毒りんごサブレ」を販売している。いいぞ、がんばれ、毒りんごサブレ本舗。
 反面、純粋培養バカは、バカだから必ず様子を見に来て、商品が引っ込められていないことに驚愕するだろう。そしてまた保健所に狂ったように(本人はほとんど狂っているけど)電話をするんでしょうね。保健所もご苦労様、バカのご家族はご愁傷さま。